治療までの流れ
ホームぺージを良くお読み下さい。
多汗症に詳しくなって下さい
治療方法(手術以外の治療方法、手術治療とその副作用)当クリニックの取り組みなど。
多汗症教室(説明会)に参加してください。
多汗症教室(説明会)に参加して頂くのに、電話予約をお願いします。保険証を忘れずに持参してください。
・説明会とは、3時間程度、複数の方々と多汗症についての話や、手術以外の治療方法、
手術や手術の副作用など、詳しい話を聞いていただきます。
・説明会の後に、予約の順に個別の診察をおこないます。
個別の診察では、汗の状態の確認、相応しい治療についてのお話を行います。
個別の診察は、お一人様、10−15分程度の診察を行います。
予約の順が後の方はお待ち頂く事になります。ご了承下さい。
(予約の時点で、個別の診察の時間をお伝えしていますので、外に出て時間を使うなどしていただけます。)
該当する点のある方は診察時に申し出て下さい。
・現在 他科で治療または経過観察中の方。
(皮膚科・眼科・耳鼻科等も含む)
・健診・検査で健康状態を指摘されたことのある方。
・過去に、肺炎・気胸・喘息・アレルギー・不整脈・緑内障、その他病気の既往がある方。
(状態により日帰り治療は相応しくないことがあります。
また、手術に関する薬剤を変更する場合があります。)
・定期的にお薬を使用している方。外用薬・吸入薬・点眼薬・内服薬(降圧剤・ピル・ステロイド・向精神薬・安定剤など。)・市販薬等(サプリメント・漢方薬を含む)
麻酔に影響するため、薬の使用を中止したり、必ず内服する必要のある薬があります。
・妊娠の可能性がある方は手術はできません。 レントゲン検査をおこないますので、催奇形性・胎児発育の問題など、胎児に悪影響を与えることがあります。
・授乳中の方。(授乳は手術日以降10日間はできません。)
・胸部の手術を受けたことのある方。(豊胸手術なども含む)
・胸部に変形のある方。(側弯症・漏斗胸)
手術までの準備
・手術当日までに、血液検査を行います。
・40歳以上の方は、手術当日までにCT検査を行います。
・禁煙の必要があります。手術前、1週間は必ず禁煙してください。
・手術の前日の、飲酒は控えてください。
・手術を受ける側の脇の剃毛を行います。
女性の方はお手入れしていただいて大丈夫ですが、男性の方は看護師が行います。ご自身で行わないでください。
手術当日の注意事項、準備
来院時刻は手術開始時刻ではありません。
お待ち頂く場合がありますが、あらかじめご了承下さい。
また、退院時刻も変動しますので、当日は一日空けておくようお願いします。
・朝食について
来院時刻が12時30分までの場合‥‥朝食はとらないでください。夕食は前日24時までに摂っていただき、それ以降は何も食べないでください。
来院時刻が13時以降の場合‥‥来院6時間前までに軽い朝食をとってください。それ以降は何も食べないでください。
・水分摂取について
来院1時間前までは、水分を摂って頂けます。(乳製品は飲んではいけません)
来院1時間前の時点で、水分(スポーツドリンク・お茶・ミネラルウオーターに限る)以上お飲みください。十分に飲んでいただく事が望ましいです。
それ以降は何も口にしないでください。
同意書(署名・捺印の上)をお持ち下さい。
・手術同意書について(多汗症教室のまとめの文章8項目が同意書となります。)
・必ず、保険証を持って来てください。
・未成年の方は、必ず印鑑をお持ち下さい。
・手術は全身麻酔で行います。手術当日、車での来院はおやめ下さい。
・手術の際に、コンタクトレンズをはずしていただきます。当日はメガネで来て頂くか、コンタクトの脱着の準備をしてください。
(術中、コンタクトレンズの移動によって失明した事例の報告があります。コンタクトで来られる方は、自身の責任で手術前に必ずはずしてください。)
・アクセサリーはずしていただく必要があります。大切なものはお持ちにならないで下さい。
・手術前に、お化粧を顔の下半分をお取りいただきます。お直しの準備があると良いでしょう。
・マニュキュア・ピアスもはずしていただきます。
・足元は歩きやすい、楽な服装でお越し下さい。
・パジャマは不要です。クリニックでガウンをご用意いたしております。
手術後の注意事項。
当日
家に帰って、ゆっくりお休み下さい。
車の運転はおやめください。
喫煙はおやめください。喫煙により気道分泌物が増え、息苦しくなります。
飲酒はおやめ下さい。お食事に制限はありません。
シャワーはしていただけますが、傷口は絶対に濡らさないようにしてください。
翌日から
・内服薬について
抗生剤(ファロム錠)は、必ず飲みきってください。
まれに抗生剤で、下痢になる方があります。症状がひどい方は、ご連絡下さい。
鎮痛剤(ボルタレン)は、痛みがある時は無理に休薬せず、飲んでください。
・傷口について
消毒等の通院はありません。傷口はテープ固定されています。
1週間程度で自然とはがれます。早くに外れても、問題はありませんが、気になる場合、絆創膏などを使用するのも良いと思われます。
・シャワー・入浴について
手術後1日目から、傷口をぬらさなければ全身のシャワーをしていただけます。
手術後3日目から、湯船に浸かっていただけます。
・学校、仕事、運動について
翌日から、通勤、通学していただけます。
脇をあげたり、しめたりする動作。息こらえをする楽器演奏や、力仕事・激しい運動(筋トレ・ランニング)は、1週間程度、控えていただくのが望ましいと思われますが、体調に合わせて活動していただくには、支障ないと思われます。
状態の報告について
手術翌日に当院に連絡をしてください。
手術後10日前後で、手術後の状態を電話連絡(13時から18時)
してください。
手術後状態が落ち着いていても3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月のアンケートで状態を連絡してください。状態の把握に重要なデータです。個人ごとに術後の状態を管理しています。
本来、受診いただき診察にてお尋ねする内容を
用紙に記入しています。ご返送のない場合にはその後の診療に支障が生じます。ご注意ください。
2006年10月11日 21:37:11 掲載開始
2012年11月10日 更新
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